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朝から晩まで2525ならぬ2424(ニヨニヨ)している坊主のブログ。ニコニコ関連記事を中心にアイマスとかボカロとかの感想を言ったりします。 主にニコニコRPG関係、ニコマス動画についてご報告させていただきます~。あとデフォルトで遅レスです… ご了承いただきたく(´・ω・`)

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自己紹介:
朝から晩までニヨニヨしているダメ僧侶。最近怖いことは毛根が死滅すること。SFとヤンデレとみっしりした漢字がとても好き。
閣下をこよなく敬愛しておりますが、今だハコ購入に至らない僧侶に愚民を名乗る資格なぞ無いため、遠くから密かにお慕い申し上げております…
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系統的にはただしく葉鍵系を継いだ展開をさいきんしているなという話。

その昔、葉鍵系SSリンクスというものがあってのぅ…
Key・Leaf系をテーマに扱った創作物であったら、まともなラブコメからカオス、純文学に片足つっこんだものからホラーまで受け入れ、そこから何人ものSS書きがプロとして飛び立っていったという一大ジャンルでございました。
その中で通称「かのこん」と呼ばれる「KanonSSこんぺ」というイベントがありまして、新進気鋭の若い文筆家のみなさまが、それぞれに筆を極めて競い合う… というものだったのです。

「原作は無視してでも、創作的に優れたものは評価されるべき」という超急進派から、
「原作に対するリスペクトの無い作家はKanonのSSを手がけるべきではない」という保守原理派までいて、
「そんなに原作が好きだったら原作だけ遊んでろ」「小説が書きたいんだったらオリジナルやれ」という罵りあいから、
文章の美しさや端正さ、構成の見事さその他もろもろ、ライトノベル風からマジックリアリティ中南米文学風、村上春樹派からあかほりさとる派までが入り混じり、お互いに切磋琢磨を繰り返しておりました。

私本人じゃなく、弟がそこにどっぷりハマって、文章を書く中での技能を磨きに磨いていたんですけどね。
たまにスカウトされて覗くこともありましたが、非常に面白い世界だなぁという印象はありました。
「ほのぼの萌えじゃないと評価されない」と嘆きながらも、完全な純文学派のうちの弟は、文章のレベルアップという方向で自分を磨きぬき、私から見ても非常に優れたクオリティに達しておりました…

当時はもう今から10年ちかく昔ということで、今じゃかつての賑わいとか熱気とかを知ることはむつかしいみたいですね。
ただちょっと思うことがあって東方のSSポータルサイトを見たとき、そこのフォーマットがほぼ完全に「KanonSSこんぺ」のノリと同じだったので、何か思い出してしまいました。
あそこまで似てると、たぶん、主催なりどこか中核メンバーの誰かが、葉鍵系SS出身なのは間違いないと思います。
東方は弾幕系STGでありいわゆる「恋愛シュミレーションゲーム」としての「ギャルゲー」じゃないですが、そもそも、「ひぐらしのなく頃に」も女の子とは名ばかりの推理サスペンスホラーでしたしね。
世間様だと「恋愛(ときにエロ)を取り扱った男性向けのゲーム」を「ギャルゲー」といいますが、「女の子が重要な位置を占めていて、主に男性をターゲットにしたゲーム」を「広義のギャルゲー」だとすれば、東方も「広義のギャルゲー」だと思ってかまわないんじゃあ…とかちょっと思ってます。
ちなみにアイマスは「アイドル育成をテーマにした男性ターゲットのゲーム」であり、懐かしい「プリンセスメーカー」も「少女の育成を目的とした主に男性がターゲットのゲーム」だから、こっちも「狭義のギャルゲー」には当てはまらないですが、「広義のギャルゲー」には当てはまる…とか。

理屈っぽい話ですいませんね(´・ω・`)
でも、「狭義のギャルゲー」にこだわって「東方はギャルゲじゃないよ!」と言ってると、何か二次創作の歴史と文脈が否定されてるような気がして切なくなるので。
でもギャルゲーって言葉にはいろいろとめんどくさい付加価値がついてるのも事実なんですよねぇ…そういうことを考えると…「東方は萌えゲー」とか???

何か懐かしい話なので、ちょっと続きます。
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